ホワイトハウスで暗号資産政策の調整を担っていたパトリック・ウィット事務局長が、2026年10月14日(現地時間)、国防総省からの一時派遣期間満了に伴い退任した。後任の指名は公表されておらず、日常的な暗号資産政策の調整を担う担当者が不在となっている。

ウィット氏は、暗号資産の市場構造に関するクラリティ法案を巡り、ホワイトハウスの主要アドバイザーを務めていた最後のスタッフとされる。AI・暗号資産担当のデービッド・サックス氏は同年3月に、副事務局長は7月末に退任していた。
クラリティ法案は9月に、上院で審議を進めるために必要な60票を得られず、審議が阻まれていた。
ホワイトハウスは引き続き暗号資産政策を優先している。米証券取引委員会(SEC)などの規制当局での取り組みは継続しているとされる。

