デリブネックスとカントン・ネットワークは2026年10月13日、カントン上で初となる店頭(OTC)スワップ取引の完了を発表した。取引はDRWをカウンターパーティー、マレックスをスワップ提供者とするトータルリターン・スワップで、カイコがカントン上でトークン化したiBoxx米ドル・リキッド投資適格指数を参照する。

関係各社は、この取引を分散台帳基盤上で完全にトークン化された指数を参照する初のOTCデリバティブであり、カントン上で初のOTCスワップでもあるとしている。トークン化の対象は指数の参照データとライセンス管理で、債券ポートフォリオそのものをオンチェーン化したわけではない。
取引条件はデリブネックスのプラットフォーム上でスマートコントラクトとして記録され、取引の成立確認から評価などのライフサイクル管理まで、DRWとマレックスが共有・同期された記録を使う。デリブネックスはデリバティブ取引と処理を標準化して表すコモン・ドメイン・モデル(CDM)を取り込み、カントンは相対取引に必要な機密性を保ちながら取引ワークフローを調整する役割を担う。
カイコはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの公式指数値も配信し、デリブネックスはそのデータをポジションの継続評価に使った。
参照:canton

