IMF理事会は2026年10月1日、エルサルバドル向け40カ月の拡大信用供与措置の第2次・第3次審査を終え、ビットコイン蓄積基準の未達に免除を与えたうえで、1億196万SDR(約1億3,800万ドル)の即時融資を認めた。
EFFは2025年2月26日に承認された総額10億3,392万SDR(約14億ドル)の支援枠となる。今回の審査では、ビットコイン蓄積を含む一部の履行基準が未達となったものの、IMF理事会は是正措置とエルサルバドル当局による約束の再確認を踏まえ、免除を承認した。
今回の免除は、ビットコイン関連条件の撤廃や政府購入の再開を認めるものではない。IMFは、文書化された寄付を除いて今後のビットコイン蓄積を見込んでおらず、2026年9月3日のスタッフレベル合意でも、当局提出文書に基づき、第1次審査後の蓄積は民間寄付を反映したもので、公的資金は使われていないとされた。
IMFの2026年実質GDP成長率見通しは4.5%となる。非金融公的部門の基礎的財政収支は、2026年にGDP比2.9%、2027年に3.7%の黒字が見込まれており、次の審査では、寄付分を除く追加蓄積の有無と、公的部門の暗号資産エクスポージャー解消の進み具合が問われる。
参照:imf

