SBIファイナンシャルサービシーズとgumi子会社のgC Labsが共同で組成した、約30億円規模の暗号資産運用ファンド「SBI Crypto Fund Ⅰ」が、2026年8月1日に運用を開始します。大和証券グループ本社を含む複数の投資家が出資し、国内大手金融グループによる暗号資産運用の取り組みが一段進みます。

ファンドは匿名組合による私募の形を取り、一般投資家を相手方とせず、適格機関投資家等を対象に3年間運用します。限られた投資家が参加する枠組みであり、一般向けに販売される商品ではありません。
投資対象はビットコイン(BTC)や主要アルトコインなどの上場暗号資産が中心です。ステーキング(保有資産をネットワーク運用に回して報酬を得る仕組み)、資産配分を見直すリバランス、価格変動リスクを抑えるヘッジ戦略を総合的に活用する方針ですが、運用成果が保証されるものではありません。
本ファンドでは、伝統的金融が培ってきたセキュリティ・コンプライアンス体制や運用ノウハウと、暗号資産の運用ノウハウを組み合わせます。運用実績と運用ロジックを検証・蓄積するとともに、次世代金融商品の共同研究を進める方針です。大和証券グループ本社の出資参加も、金融機関を交えた取り組みであることを示しています。
将来の国内暗号資産ETF解禁を視野に、運用実績やデータを蓄積する点も注目されます。伝統的金融の管理体制と暗号資産運用の知見を融合し、将来の商品審査や監査に耐え得る体制の構築を目指します。
出資者については大和証券グループ本社を含む複数の投資家とされており、全出資者名や報酬体系、最低出資額などの詳細は公表内容に含まれていません。
参照:公式
