サムスンは、2026年内に一部の国からSamsung Walletのステーブルコイン機能を順次導入します。アプリ内での口座開設に加え、国境を越えた送金や店舗での決済に対応する計画で、同社が具体的な開始時期を示したのは初めてです。

サムスンの広報担当者は8月8日、Sandmarkへの書面回答で「年内に一部の国から、ステーブルコイン口座の開設、海外送金、決済機能をSamsung Wallet内へ順次導入する」と説明しました。対象地域は、各国の規制や市場環境を確認したうえで段階的に広げます。
同社は7月22日にロンドンで開いた製品発表会「Galaxy Unpacked」で、Samsung Walletがステーブルコインに対応する方針を表明していました。会場では、米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」を1,500枚保有する画面と、送金、受取、入金に相当する操作ボタンを表示したデモも披露しています。
Samsung Walletは61カ国で展開され、韓国では2026年5月時点の月間利用者が1,900万人を超えています。すでに決済カード、身分証明書、搭乗券、デジタルキーなどを一つのアプリで管理しており、ステーブルコインが加われば、法定通貨に価格が連動するデジタル資産を既存の決済環境から利用できるようになります。
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