ハイパーリキッド上で無期限先物市場を展開するトレードXYZは、2026年10月26日、アンソロピックの新規株式公開(IPO)前の価格変動を取引する、決済期限のない無期限先物「ANT」の取引を開始したと伝えられている。ANTは稼働中で、最大10倍のレバレッジ(証拠金に対する取引額の倍率)に対応している。

ANTの参照対象はアンソロピックのクラスA普通株式1株で、価格は米ドル建てで表示される。証拠金を他の取引と分けて管理する分離証拠金方式を使い、24時間365日取引できる。
ANTは現金で決済するデリバティブ(金融派生商品)に当たる。取引しても株式やトークン化株式は取得できず、議決権、配当、IPOの割当権も得られない。
仕様上の初期参照価格125ドルは市場開始時の基準で、実際の取引価格やアンソロピックのIPO公開価格を示すものではない。IPO前の価格形成には内部の価格算出方式を使う。
アンソロピックは同じ10月26日、クラスA普通株式のIPOに向けた登録届出書「フォームS-1」を米証券取引委員会(SEC)へ提出したと発表した。ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットへの銘柄コード「ANT」での上場を予定しているが、発表時点で募集株数と価格帯は未定で、登録届出書も効力を生じていない。
ANT先物は、原株の取引が始まり、十分な外部価格データが利用できるようになることを条件に、通常のXYZ無期限先物へ移行する見込みとなっている。
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