コインベースがウェブルとの暗号資産インフラ提携をカナダに広げ、証券取引アプリの利用者が暗号資産の取引や保管サービスへ触れられる範囲が広がる。コインベースはカナダで暗号資産サービスに必要な登録を済ませており、ウェブルではウェブル・セキュリティーズ・カナダが株式やオプションなどの証券サービスを、別法人のウェブル・カナダ・クリプトが暗号資産サービスを担っている。

コインベース・カナダは2024年4月3日付でリストリクテッド・ディーラーとして登録され、規制当局の決定に定められた個別の条件や制限のもとでサービスを提供している。この登録により、同社はカナダの個人投資家向けに暗号資産サービスを広げやすい立場を得た。
ウェブルは個人投資家向けの取引アプリを展開し、カナダでは株式やオプションなどの証券取引を中心に扱う。ウェブル・カナダ・クリプトはCIRO規制下の投資ディーラーでCIPF会員となっているが、暗号資産はCIPFの補償対象に含まれない。CIRO資料では、外部保管先としてコインベース・カストディ・トラスト・カンパニーが記載されている。
コインベースは米国を中心に、取引所、カストディ、決済、法人向けインフラを広げてきた。カナダでの登録とウェブルの投資家基盤が重なることで、暗号資産専業サービスを使う層だけでなく、証券取引アプリの利用者にも暗号資産サービスへの接点が生まれる。
ウェブル・カナダのサイトでは、暗号資産取引がすでに提供中と案内されている。コインベースは取引機能と機関投資家向け水準の保管インフラを提供し、ウェブル・カナダ・クリプトは注文執行専用の暗号資産取引を扱う。
参照:公式
