欧州銀行監督機構(EBA)は2026年10月14日、サークル・インターネット・ファイナンシャル・ヨーロッパSASが発行するステーブルコインUSDCを、欧州連合(EU)の暗号資産市場規則(MiCA)に基づく「重要な電子マネートークン(EMT)」に分類したと発表した。発表時点でMiCAに基づき届出済みのEMT45銘柄のうち、この分類を受けたのはUSDCが初めてとなる。

MiCA第56条は、第43条第1項に定める7つの基準のうち、少なくとも3つを満たすEMTを「重要」に分類すると定めている。一般的な数値基準には、保有者が1,000万人を超えることや、発行額・時価総額・準備資産額のいずれかが50億ユーロを超えることが含まれる。取引規模に関する基準を満たすには、対象期間の1日平均取引件数が250万件を超え、かつ1日平均取引総額が5億ユーロを超える必要がある。
2026年11月12日からは、発行体をEBAとフランスの健全性監督・破綻処理機構(ACPR)が分担して監督する体制へ移る予定となっている。自己資本、準備資産、流動性要件、回復・償還計画の直接監督はACPRからEBAへ移る。
ACPRはガバナンス(企業統治)、適格保有、適格性評価、外部委託、利益相反などの監督を引き続き担う。
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