ソラナ財団は、ソラナのメインネットで新しい合意形成プロトコル「アルペングロー」の第1段階「ボーター」を、2026年10月21日15時ごろ(協定世界時)に始まるエポック1064で有効にする予定を示した。日本時間では2026年10月22日0時ごろにあたり、アガベ開発チームのアンザが実装を担うボーターへタワーBFTの投票と最終確定の仕組みを切り替え、取引の最終確定を現在の約12.8秒から通常時約150ミリ秒へ短縮することを目指す。

2026年10月14日時点で、メインネットのアルペングローは有効になっていない。エポック1064の開始時に機能ゲート(新機能を動かすための切り替え)が有効になっても、最初の5,000スロットはタワーBFTで動き、予定切り替えスロット459,653,000でアルペングローへ移る。
ボーターでは、バリデーターが投票を取引としてオンチェーンに送らず、互いに直接送り合った投票を証明書にまとめる。高速経路はステーク80%以上の第1ラウンド投票で最終確定し、2ラウンド経路では60%基準の証明書を使う。
約150ミリ秒は、ブロックが提案されてから取引が最終確定するまでの目標・期待値で、ブロック生成間隔ではない。ソラナのスロット時間は別の更新で400ミリ秒から200ミリ秒へ短縮済みで、アルペングローは合意形成と最終確定の層を変える。
アルペングローは2段階で進み、今回の10月21日予定に含まれるのは第1段階のボーターとなる。ブロック伝播を担う第2段階のローターは後日の導入予定で、今回の予定には入っていない。
メインネットの実際の切り替えは、日付だけでなく、アガベ4.3以降のRPCメソッド「getAgGenesisCert」の応答で確認する。対応ノードで応答が「null」の場合はタワーBFTのままで、証明書オブジェクトが返れば、応答はアルペングローへ移ったことを示す。
参照:公式

